人材不足に短期の外国人受け入れ

政府は、経済の再開とともに深刻化している一部業種の人材不足への対応のため、外国人労働者の短期での受け入れを決めた。
従来、EUからの労働者を多く受け入れていたトラック運転手や、食肉処理労働者が対象で、数カ月から半年の滞在期限が設けられている。

https://www.jil.go.jp/foreign/jihou/2021/12/uk_01.html

政府はこうした要請に対して、運転手の資格試験や育成支援に関する拡充などを約束する一方、外国人の受け入れ緩和については応急処置にしかならないとしてこれを拒否し、
国内労働者の育成による充足を雇用主に求めていた。しかし、物流の停滞に伴う混乱が長期化しかねないとの懸念から、方針転換を決めたとされ、
10月以降、トラック(重量物運搬車両)運転手を5000人(注6)、鳥肉処理労働者(注7)を5500人、豚肉処理労働者を800人、期間限定での受け入れを認めている。