1976年に連載を始めた『ガラスの仮面』ですが、実は最初は2年程度で終わるつもりでした。もともと私は描きたいことがいろいろ浮かんでしまうタイプで、『ガラス〜』に関しては演劇の話なので、いわゆる“劇中劇”がたくさん出てくる。実は私、劇中劇は脚本から書き、舞台装置や美術、そして“いつライトが暗転して…”などの演出を考えてから、マンガの中に落とし込んでいるんです。そんなことをやってたら、とても2年じゃ終わらないですよね… (苦笑) 。連載が始まって10年目あたりで、「これはやばいぞ」と、ペースの遅さにやっと気が付きました。

この間も、「自分はもう70歳なので、そろそろ完結してください」というお便りをいただき、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。でも、結末も決めてますし、最後のシーンのセリフや絵は浮かんでいます。少しずつですが描き進めていますし、必ず単行本は出しますので、もう少し待っていてください! 

https://news.yahoo.co.jp/articles/7ea24f1cd6e408e39acb45268c97525fcc5ad879





ガラスの仮面は10年間単行本が出てないんやで…
ハンターハンターは何年や…