2016年に死去した英ロック歌手デビッド・ボウイさんの「ヒーローズ」などほぼ全ての楽曲の権利が、
遺族から米ワーナー・チャペル・ミュージックの手に渡ったことが3日、明らかになった。同社が発表した。
米芸能誌バラエティーによると、総額は2億5000万ドル(約290億円)を超える。
 
ワーナーが長年にわたる遺族との交渉の末、契約を勝ち取った。
26枚のアルバムに加え、生前未発表のアルバム「トイ」の楽曲も対象という。

同社はツイッター上に「『ジギー・スターダスト』など先駆的な楽曲を含む60年間の作品のホームとなることができ、
光栄だ」とコメントした。
 
近年では、楽曲の権利を手放すアーティストが増えている。
米ロック歌手ブルース・スプリングスティーンさんは米ソニー・ミュージックエンタテインメントに、
米シンガー・ソングライターのボブ・ディランさんも米ユニバーサル・ミュージック・グループに権利を売ったことで話題になった。 

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