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ダンロップの新たなフラッグシップタイヤ「SPスポーツマックス060+」登場

住友ゴム工業は2021年1月7日、ダンロップブランドの新たなグローバルフラッグシップタイヤ「SP SPORT MAXX(SPスポーツマックス)060+」を、同年3月1日から順次発売すると発表した。ダンロップSPスポーツマックス060+は新材料の「サステナブルシリカ分散材」と剛性分布を最適化した新開発の非対称パターンを採用し、従来品にあたる「SPスポーツマックス050+」から耐摩耗性能を大幅に向上。高速安定性とコーナリング性能、ウエット性能の高さも追求したとうたわれるフラッグシップタイヤだ。サステナブルシリカ分散剤は疎水性のゴムと親水性のシリカの両方になじむ性質を持っているのが特徴だ。これによってゴムとシリカのつながりがより強固になり、シリカが密集するのを防止。ウエット性能に寄与するシリカの配合量増加を実現している。新開発の非対称パターンでは路面と接する面積をSPスポーツマックス050+よりも14%広く設計。防弾チョッキにも使われるアラミドをより合わせた高剛性バンドでトレッド面の剛性を向上させ、安定した走りを実現している。さらにアウト側のブロックの剛性を強化することでコーナリング時のグリップ力を確保。同時に高いランド比を維持しながらも溝幅を広くとり、主溝配置と接地形状の最適化によってウエット性能も高めている。サイドウオールのブランドロゴと商品名には住友ゴム独自の黒色デザイン技術「ナノブラック」を採用。新開発の繊細な凹凸形状を採り入れることによって光の反射を抑え、従来よりも高い黒色を実現。どの角度から見てもロゴなどの黒さが際立ち、くっきり見えるようにしている。ラインナップは205/55R16から295/35R21までの全58サイズで、オープン価格での販売となる。