我が国では朝の定番なのに! なぜ日本人は「お粥」をほとんど食べないの?=中国メディア

日常的にお粥を食べている中国人からすれば、日本人が日常的にお粥を食べないことに大きな好奇心を抱くようだ。中国メディアの今日頭条は18日付で、日本人はお粥よりも「炊いたご飯」の方を好むのはなぜかと疑問を投げかける記事を掲載した。

記事は、弥生時代の古代日本人は米と雑穀をしっかり煮て「お粥」のようにして食べていた可能性が高いと伝え、西暦3ー4世紀になって甑(こしき)が中国から日本に伝わると、日本人は米を煮る以外に甑を用いて「蒸す」ようになったと紹介。
しかし日常的に食べていたのはお粥であり蒸した米は祭祀に使用されていたと紹介、当時の日本人にとって米を蒸すのは「神聖な料理方法」だったようだと説明した。

また蒸した米を器に非常に高く盛り付ける「高盛飯」は、大饗の儀や春日大社の若宮祭などの行事に使用されていると指摘し、多くの日本人がお粥よりも炊いたご飯を食べるのが好きなのは、日本人にとって蒸した米の食感に近い炊いたご飯は、お粥よりも価値があるという伝統からなのではないかと考察した。
https://www.excite.co.jp/news/article/Searchina_20200223009/