https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4445263.html
岸田首相 3月以降一般接種の前倒し表明 水際措置は2月末まで延長
 岸田総理は、新型コロナのオミクロン株が拡大していることを受け、3回目のワクチン接種について、3月以降に一般向けの接種を前倒しするなど新たなコロナ対策を発表しました。

岸田首相
 「3回目接種の前倒しについて、各都道府県における大規模接種会場の設置や接種場所のさらなる確保などを通じてペースアップを要請いたします。
さらに3月以降は今般追加確保したモデルナ1800万人分を活用して、一般分についても前倒しをいたします」

 岸田総理は、高齢者などへの3回目のワクチン接種を加速するため、自衛隊が運営する大規模接種会場を再開させると表明しました。
そして、3月以降は一般向けの接種についても前倒しすると明らかにしました。さらに・・・

岸田首相
 「12歳未満の子どもについて、薬事など必要な手続きを経て、希望者に対して、できるだけ早くワクチン接種を開始いたします」

 これまでワクチン接種の対象外だった12歳未満の子どもへの接種について「できるだけ早く開始する」考えを示しました。
開始時期について堀内ワクチン担当大臣は会見で、「厚生労働省の審議会で詰めの検討をし、3月以降になる」との認識を示しました。

 また、岸田総理は外国人の新規入国を原則禁止している水際対策について、2月末まで継続すると表明しました。

 一方で、松野官房長官は南アフリカなど11の国と地域からの外国人については、これまで在留資格を持っていても再入国を拒否していた方針を改めると明らかにしました。
また、留学生の新規入国についても、「卒業や進級が迫る学生もいる状況等を踏まえ、対応を検討している」と述べました。