アイルランド出身の人気歌手シニード・オコナーが、17歳の息子が7日に死去してから1週間後に後を追って自ら命を断つことをSNSでほのめかしていたが、直後に撤回してファンに謝罪。
入院して治療に向かっていることを明かした。米CNNが15日に報じた。  

 シニードの息子シェーン・オコナーさんは、1月5日に自殺未遂を起こした後に行方不明になり、1月7日に遺体で発見された。自殺だったとされている。

 この悲報に大きなショックを受けたシニードは13日に「私は息子の後を追うことにしました。彼なしで生きても意味がない。私は息子のためだけに生きてきました。そして今、彼は去ってしまった」と、
ツイッターの公式アカウントにリンクされた未確認のアカウントに投稿していた。

 しかしシニードは、この投稿から1時間後に発言を撤回して謝罪。
「ごめんなさい。あんなことを言うべきではありませんでした。私は今、警察と一緒に病院に向かっています。みなさんを心配させてしまってごめんなさい。
子供がいなくなった状況で自分を見失ってしまい、自分が嫌になってしまった。病院に行けばしばらくは大丈夫だと思います」と、
入院して治療に向かっていることを明かしてファンを安心させた。
シニード側はCNNの取材に対し、コメントを拒否しているという。

 シェーンさんが亡くなった直後、シニードは「私の人生に明るさをもたらしてくれたネビイム・ネスタ・アリ・シェーン・オコナーは、今日、彼の地上での戦いを終わらせることを決心し、今は神と共にいます。
彼が安らかに眠り、誰も彼の後にに従いませんように。私の赤ちゃん。私はあなたをとても愛しています。安らかになってください」と深い悲しみをつづっていた。
 
 シニードは1990年にプリンスの名曲「「ナッシング・コンペアーズ・トゥー・ユー(愛の哀しみ)」を大ヒットさせてアルバムは英米で1位を獲得。一気に世界的シンガーとなった。
とにかく今は治療に専念し、心の傷が癒えることをひたすら祈るしかない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/80be7a33f1403b2097cc99eaea2a2d78a40365a5