立憲のメディア資金提供問題 立憲の説明と実際の支払い時期は異なるとメディア側が証言
https://news.yahoo.co.jp/byline/tateiwayoichiro/20220117-00277743

インターネット番組を配信するメディアChoose Life Projectが立憲民主党から約1500万円の資金提供を受けた問題で、メディアの代表が取材に応じ、「立憲民主党の言っている支払い時期と我々が資金を受け取った時期は異なる」と証言した。立憲民主党は「説明は終了」としているが、あらためて説明責任が求められる事態だ。

この問題は公共メディアを掲げて報道番組を制作・配信していたChoose Life Project(CLP)が立憲民主党(立憲)から約1500万円の資金提供を受けていたもの。当時幹事長だった福山哲郎議員の事務所は2020年8月から10月にかけて4回にわけて1500万円余を支払っていたことを認めている。

代表の2人が証言

これについてCLP共同代表の佐治洋氏と工藤剛史氏が1月16日に私の取材に応じた。

2人は、「支払いについて報道で(立憲からの支払いの)時期を初めて知った」と述べた上で、「立憲民主党の言っている支払い時期と我々が資金を受け取った時期は異なる」と証言した。

2人によると、立憲から資金を得た時期は2020年3月から8月の番組までで、毎月、支払われていたという。なぜ立憲の支いが8月から10月の4回となっているのかについて2人とも、「その理由は)わからない」話した。

また、支払いは立憲から直接行われておらず、最初の番組で配信の支援を受けた制作会社を通じて支払われたと話した。この制作会社は立憲と取引の有る都内の会社であることがこれまでの取材でわかっているが、2人は「会社との守秘義務があり、自分たちから会社名を公表することはできない」と述べた。