なんでこいつらの後始末にタバコ税とられないといけないんだよ?リニアの損失もタバコ税か?

B国鉄長期債務の処理

国鉄の債務は37兆1,000億円にも達する巨大なものであった。
これを新鉄道会社等に健全経営を損なわない程度で、
JR東日本、東海、西日本、貨物会社と新幹線保有機構に11兆6,000億円を負担させるとともに、
残る25兆5,000億円については、国鉄清算事業団において処理することとした。
なお、この国鉄清算事業団の債務については、鉄道事業に必要のない土地やJR会社の株式を処分して得られる収入などを充てることとされた。
そして、なお残る債務については、最終的には国において処理することとされた。

その後の債務処理

旅客鉄道の本州3社と貨物会社は、実質的には国鉄改革時に新幹線保有機構が引き継いだものも含めて14兆5,000億円の債務を負担しており、現在も返済中である。

一方、国鉄清算事業団が引き継いだ残りの債務については、旧国鉄の土地や旅客会社の株式の売却により返済してきたが、地価高騰時の土地売却見合わせ、株式市況の低迷による上場の遅れ等により、土地・株式の売却が思いどおりにすすまなかったことから、従来の返済スキームが利払等により破綻した。

1998年に国鉄清算事業団債務処理法が成立し、新たな枠組みで債務の処理をすることとなり、
現在は独立行政法人鉄道・運輸機構がその業務を承継している(国鉄清算事業団は1998年10月22日解散)。

D新幹線の取り扱い
新幹線は大きな収益力を有するため、特別の法人を設置し、そこに保有させ、路線毎の収益力に応じた貸付料を設定し、貸付料で国鉄の債務の一部を償還させることとした。
(その後、1991年に各新幹線は、各線の収益力を勘案して設定した価格で、各社に売却された。)

喫煙者はいまだに「国鉄の赤字」を返済している
https://bunshun.jp/articles/-/48855
うちわけを大雑把にいうと、年間の税収2兆円のうち1兆円が国に入り、残りの1兆円が地方自治体に入ります。
たばこ税は大きく、国たばこ税と地方たばこ税に分かれていて、地方たばこ税はさらに、都道府県たばこ税と区市町村たばこ税に分かれているんですね。
特に地方自治体にとっては大きな金額で、よく「たばこは地元で買ってください」と宣伝しているのは、売れた場所にお金が配られるからなんですよ。

また、ほかにたばこ特別税もあります。かつて国鉄と国有林野事業が作った大きな負債を、たばこの税金から債務に回すと決められたんです。

竹山 え!? ということは、私たち喫煙者は国鉄の赤字を負担してきたということですか?

森信 民営化で国鉄がJRに分割されたとき、過去の赤字をたばこ特別税を作って返済の一部に充てると決めたんですね、借金を背負ったまま民営化はできませんから。

じつは私が担当課長のときに創設されたのですが、沖縄県選出の国会議員から「沖縄には国鉄なんか走っていないのに、どうして沖縄の人も負担するのか」と正論を言われて、立ち往生したことがあります。