小学生が地元の温泉街を訪れ、魅力を見つけて発信してもらう取り組みが18日、七尾市で行われました。
七尾市では、市内に10ある小学校の小学6年生に和倉温泉の魅力を理解しPRしてもらおうと、今年度初めて、温泉街にある飲食店や旅館などをめぐる取り組みを企画しました。
17日は、田鶴浜小学校の6年生32人が、4班に分かれて温泉街のスイーツ店や旅館などを訪れました。
店に到着すると、子どもたちはロールケーキなどを前にして、店の人に、ケーキへのこだわりを質問したり、商品の写真を撮ったりしていました。
また、昼食時間には旅館を訪れ、隣との間隔が空けられた席で、昼ごはんとしてふだん宿泊客に提供されている料理を堪能しました。
そして、従業員から、地元の魚や野菜が宿泊客から喜ばれていることを聞いていました。
今回の企画では、七尾市が子ども1人あたり上限1万円を補助していて、小学生は今回見つけた魅力についてまとめた上で、学校のホームページや学校便りなどで発信していくことにしています。
参加した男子児童は「温泉街にたくさんの飲食店があることを知りました。今回分かったことをポスターなどにして、町の掲示板などに貼り、地元の温泉のPRをしていきたい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/20220118/3020010409.html