https://youtu.be/ArmQDL0DsdM
ーSUGIZOさんは反原発の活動や難民支援の活動を20年前から継続して来られたとお聞きしています、その原動力はどこにあるんでしょう?

SUGIZO「原動力…難しいですけど、根本的な話ですよね。超根本的な話ですけど、"未来を諦めてない"  
この地球上の全ての人間が、人間だけじゃないね、全ての生き物が、動物も植物も皆がもっと幸せになれるはずだと思っていて。
確かに文明の勃興以来ずーっと人々は争っていますけど、いつかそれを卒業できるはずだ、と信じています。
今の時代、社会情勢も緊張感があって僕の考え方はある意味とても呑気かもしれない。
けど"未来は輝いている"って希望をずっと持っていて、そのための活動と言えますね」

ー世界中で争いが起きていて、それが当たり前のことみたいに麻痺してしまっている部分が社会にありますけど、麻痺してしまっている状態の方がおかしいというか、解決を望む方が自然な姿と言えますね?

「理想の姿だと思う。武器を持たないこと、核を持たないこと、争わないこと、そこが理想だと皆が考えれば。
今は抑止力のために武器が必要だという人が多い、確かに危ない状況の時はこちらも身構えなきゃいけない。
でもそれって本当に理想なのっていうと、それは止むを得ない行動なわけで。やっぱり"究極の理想"を求めたい。勿論それには順序があるかも知れないけど。
なので原発に関しても、核兵器に関しても、難民に関しても、僕らが思う究極の理想を諦めちゃったら本末転倒だと思うので。
その気持ちからこういう活動が自然と生まれています」