カリフォルニア州の検察当局が、Tesla(テスラ)の「Autopilot」システムを使って運転していた男性を、自動車運転業務上過失致死罪2件で起訴したとThe Vergeが伝えました。
公道を走れる、一部自動化された運転技術を使って事故を起こしたことで重罪となるのは、全米で初のケースなんですって。
The Vergeによると、起訴されたのはリムジン運転手のケビン・ジョージ・アジズ・リアド容疑者(27歳)。
彼は、2019年にテスラの「モデルS」の「Autopilot」システムを使用中に、高速でハイウェイをおりて、赤信号を無視してホンダのシビックに衝突。
シビックに乗っていたギルベルト・アルカザール・ロペス氏とマリア・グアダルペ・ニエベス=ロペス氏の2人は死亡しました。ケビン・ジョージ・アジズ・リアド容疑者と同乗者はどちらも無事でした。
Dailymailによると、起訴状にはAutopilotシステムについては書かれていなかったものの、National Highway Traffic Safety Administration(米国運輸省道路交通安全局)はAutopilotの使用中に起こった事故であることを認めているそうです。
https://www.gizmodo.jp/2022/01/tesla-autopilot-accident.html