アインシュタインが哲学者達と決別した後も、
ファインマンやホーキングを含む多くの物理学者も、
現代の科学の知識に追い付いてこようとしない
哲学者との距離をとってきたことは事実です。
哲学者をアウトソーシングしなくても、
自力で多面的な思考をして現象を
理解してきた実績があるからだと思います。

「うんうん、観測問題はシビアですよね。物理学の危機ですよ」
という風情で、哲学は全く役に立ちませんでした。
相対論や量子力学の学部レベルの理解もおぼつかないのに、
何か言及をしたいだけの哲学者達を
アウトソーシングしたいと思う
物理学者がほどんどいなかったのは自然だと思います。

物理学者以上に物理を考えている
哲学者が若い世代が生まれてくれば、
私は、その哲学者に教えを乞うことも出てくると思っています。
物理学関連の哲学を目指す若い哲学徒の皆さんには、
大きな期待を持っております。

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