『エルデンリング』ディレクター宮崎氏が“毒沼愛”などについて明かす。「気づいたら毒沼を作っている、止められない」

『エルデンリング』は、フロム・ソフトウェアが贈る新作アクションRPG。『ダークソウル』など同スタジオ人気過去作のゲームプレイを継承しつつ、舞台は広大なフィールドへ拡大。
新要素も多数盛り込んだ意欲作となっている。本作にディレクターとして携わる宮崎英高氏は、上述の『ダークソウル』シリーズや『Bloodborne』『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』などにおいて、
開発の中心となった人物だ。そんな同氏が、自身の毒沼にまつわる嗜癖や『エルデンリング』の要素について、Game Informerに向け語っている。

まず、状態異常である「毒」および「猛毒」は、『ダークソウル』シリーズでお馴染みの要素。状態異常ゲージが蓄積すると、体力がじりじり減る毒状態となってしまうのだ。
猛毒ではさらに体力の減りが急激になる。毒は敵の攻撃などのほか、環境によっても蓄積する。プレイヤーを足元から蝕んでいく「毒の沼」は、『ダークソウル』の前身である『Demon’s Souls』から
シリーズ恒例として登場するのだ。そして、今回の『エルデンリング』においても、毒の沼地は健在とのこと。その背景には、宮崎氏の「毒沼愛」があったようだ。

宮崎氏はGame Informerのインタビューにおいて、「『エルデンリング』制作中に、毒沼を作るのが大好きだと気づいた」とコメント。プレイヤーが毒沼にどういう印象をもつかは理解しているものの、
づけば毒沼を作っており自分でも止められないと伝えた。また同氏は、本作では毒と猛毒に加えて「Scarlet Rot」なる状態異常が登場すると言及している。
これは、免疫ステータスで対抗できる「腐敗」状態を指すと見られる。この状態異常は物語の設定にも関わる恐ろしい異常で、毒や猛毒とも違う効果がもたらされるとのこと。


宮崎氏は「楽しみにして欲しい」とプレイヤーに呼びかけている。
 

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