二大政党、喪失10年の先

岸田文雄首相が就任後初めての通常国会。序盤の論戦は首相が質問をいなす場面が目立ち、白熱しているとは言い難い。
むしろ目につくのは、夏の参院選を見据えて次の立ち位置を探る野党の姿だ。
国民民主党は日本維新の会と幹部会合を重ねる。衆院選で躍進した維新と協調し、野党で「中道・保守の改革勢力」の位置取りを狙う。
玉木雄一郎代表は地域政党「都民ファーストの会」と協力関係を築く協議も始めた。都民フの特別顧問は東...
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https://www.nikkei.com/article/DGKKZO79683650Z20C22A1EA3000/