えのきを生食すべきでない理由を「ママテナ」が紹介しています。

生食を推奨しない理由は、「リステリア菌」が付着している可能性があるからです。リステリア菌とは食中毒の原因菌のひとつであり、発症すると悪寒・発熱などの症状を引き起こします。米国疾病管理予防センターは、アメリカでえのきが原因となった食中毒が発生したことを、2020年に報告しています。えのきを生のまま食べたことが原因ではないか、と推察されており、発症者の中には亡くなったり、流産したりした方もいたようです。リステリア菌による食中毒は、健康な大人であればあまり重症化することはないとされています。しかし、妊娠中の方や高齢者の方、免疫機能が低下している方は重症化リスクが高いため、とりわけ注意が必要です。カビが生えたり、変色したりしてしまったえのきは、雑菌が繁殖しているおそれがあるため、食べると嘔吐や腹痛などにつながりかねません。傷んでしまったえのきは、残念ですが食べるのを避けるようにしましょう。https://ima.goo.ne.jp/life/71238