江戸時代から生きている世界最高齢のゾウガメ「ジョナサン」が190歳に到達
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南太平洋に位置するセントヘレナで飼育されているゾウガメ「ジョナサン」は世界最高齢のゾウガメとして知られています。そんなジョナサンが2022年で190歳に到達したことが話題となっています。
ジョナサンは1882年にセントヘレナに贈られたゾウガメで、この時に既に成熟していたことから「50歳」と推定されました。そのため「2022年で190歳」という記録はあくまで推定値であり、実際には190歳よりも高齢な可能性もあるとされています。
以下は、1886年にセントヘレナの政府庁舎で撮影された写真で、左側に写っているゾウガメがジョナサンです。
https://i.gzn.jp/img/2022/01/31/jonathan-190-year-old/01_m.jpg
これは、2021年4月11日に撮影されたジョナサン。2本の前脚で体を持ち上げています。
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Jonathan-plantation-house.jpg
獣医師によると、ジョナサンは白内障を患っており失明に近い状態であり、嗅覚も失っているとのこと。しかし、音によって周囲の状況を把握しており、時には他のカメと交尾する姿も確認されるとのことです。
なお、2016年には記録に残っている中で初めてジョナサンの洗浄が行われており、セントヘレナ政府は洗浄の様子を記録したムービーを公開しています。公開されているムービーでは、ジョナサンがゆっくりと動く様子を確認できます。
https://gigazine.net/news/20220131-jonathan-190-year-old/