おととし島根県で節分の行事中に、4歳の子どもが豆を食べて窒息し死亡した事故を受け、消費者庁は「5歳以下には豆・ナッツを食べさせないよう」呼びかけています。

消費者庁によりますと、2019年までの6年間にゼリーやアメ、ぶどうなど食べ物を気管につまらせて死亡した14歳以下の子どもは80人に上っていて、そのうち9割の73人が5歳以下だということです。
https://news.biglobe.ne.jp/domestic/0131/tbs_220131_1758524531.html
おととし2月には島根県の保育施設で行われた節分の行事で、4歳の子どもが豆を食べた後、窒息して死亡した事例が報告されています。かみ砕く力や飲み込む力が弱い5歳以下の子どもは、食べ物を気管につまらせる危険性が高く、特に豆やナッツは乾燥して軽いため不意にのどに入りやすいとして、消費者庁は5歳以下の子どもに豆やナッツ類を与えないよう呼びかけています。

また、小さな子どもがいる家庭で節分を行う際は、個包装された豆を使うことを推奨しています。(31日18:16)