「パパはいっしょにくらせないの?」日曜の夜、6歳の娘が泣いた 単身赴任の意味は?

「なんで、パパはいっしょにくらせないの?」――。ある日曜日の夜。
家族が暮らす自宅の玄関先で、首都圏の単身赴任先に戻ろうとする男性に、当時6歳だった娘は泣いて問いかけました。
「パパは行かないといけないの」。そうなだめる妻の言葉を、男性は聞くことしかできませんでした
。「会社員なら仕方ない」と粛々と転勤の辞令を受け入れた男性ですが、気持ちも変わり始めます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b7c615a39747791d6a95ab875be76365bf7302e

ご存じのように、日本の転勤制度は世界の中でもかなり「異常」だ。
もちろん、どの国にも「転勤」という概念くらいはあるが、
希望者が赴任するケースが大多数を占め、日本のように嫌がる者を説き伏せて赴任させるなんてことはない。
世界では基本的に「契約社会」が多いので、労働者は会社に雇われた時点で互いに取り決めた業務だけを行う。

つまり、日本企業のように定期異動でガラッと仕事が変わるなんてことはなく、
それと同じ考え方で、「来月から九州支店へ行ってくれ」なんて調子で本人の意思を無視して
勝手に勤務地を変えることはしないのだ。
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2002/11/news020.html