地に落ちたかつての名門チューニングショップ

車検で愛車を預けたら帰ってこなくなった・・・

事の始まりは2019年12月、オールド三菱を得意とする埼玉県の某チューニングショップにH氏が愛車のギャランシグマをギヤボックスの修理と車検で預けたところからだ。

「2020年1月に重大な故障箇所が見つかったので、それを含めて修理代38万円を請求されました。その時は深く考えずに全額支払いました。しかし、その後いくら待ってもクルマが仕上がってこなかったんです」

「コロナ禍でパーツの調達に時間がかかっている」「もう少しで完成する」「子供が病気になった」「家族のインフルエンザがうつって動けない」…等々、H氏が作業の進捗状況を確認するたびに、某ショップの代表A氏はもっともらしい言い訳を盾にその場を取り繕っていたという。

「ワンマン経営で、さらにコロナ禍という状況だったので、あまり責めることができませんでした。それに某ショップは雑誌にも出ているような有名店ですし、信じたい気持ちの方が強かったんです」
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