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開会式の総監督は、08年の北京夏季五輪大会に続いて映画監督の張芸謀(チャン・イーモウ)氏が務めた。
定番の聖火台への「点火」ではなく、ステージ中央に置かれた雪の結晶のオブジェの中心にトーチを置くという新しい形で驚かせた。

開会式をチェックしたか問われたたけしは「俺寝ちゃったんだよ」とポツリ。
「でも相変わらず張芸謀とかが関わってていいよね。日本は俺をつまはじきにしやがって。せっかくいいネタがあったのに。
俺は歴史に残るようなオリンピックの開会式を言ったのに『最低だ』って言われて」と恨み節がさく裂。
「つまはじきにはあってないですよね?」と共演者はフォローしようとしたが「いや、嫌がられたね。その代わりに悪口を徹底的に言ってやったけど。
『誰がこんなばかなことやったんだ』って」と笑わせた。

聖火の異例の演出に触れると「あのアイデアをやらせてくれるんだったら、俺は聖火台自体をロボットが運んできてしゃがんだところが
聖火になるっていうのをいいんじゃないかなと思って。そういうのを許すような国だからいいなと思うね」と羨望(せんぼう)の眼差し。
「日本は聖火台に火をつけないといけないとか、そこばっかり頭に入ってて。日本は企画能力がないから『必ず火をつけてくれ』って。
悔しい、ちくしょー。フランスのオリンピック頼んでみようかな、『俺にやらせろ』って」と、たけし節が止まらなかった。