台湾の蔡英文(ツァイインウェン)政権が、11年前から続ける福島など5県産の食品禁輸を解除する方針を固めたと7日、台湾メディアが報じた。

政権は8日の会見で、正式に発表するとみられる。台湾は昨年9月に環太平洋経済連携協定(TPP)への加盟を申請しており、解除によって加盟に向けた日本の支持を固めたい考えだ。

台湾紙「自由時報」によると、地域を対象にした禁輸を廃止する。輸入時には産地や放射性物質の濃度の検査証明を求めるほか、福島など5県産については検疫を徹底するとしている。
https://news.livedoor.com/article/detail/21640169/