首都圏と大阪府在住が対象 基礎疾患ある人の帰省一部補助へ

新型コロナウイルスの感染が全国で急拡大していることを受けて、島根県は、大阪府と首都圏の1都3県に住んでいる県民の親族やその家族で、基礎疾患がある人が帰省する際、宿泊費用の一部を補助することを決めました。

全国的に新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからないなか、大阪府では、軽症や中等症用の病床使用率が100%近くに達しているほか、神奈川県では、医療機関などの業務がひっ迫し検査数の把握が難しくなっていることから、検査数や陽性率の公表を停止しています。
こうしたなか、島根県は、大阪府と首都圏の1都3県に住んでいる県民の親族やその配偶者や子どものうち、基礎疾患のある人が島根県に帰省する場合、宿泊施設の料金の半額を上限5000円まで補助することを決めました。
宿泊地は、松江市か出雲市、それに、浜田市か益田市のいずれかで、基礎疾患がある人と同伴者1人が補助の対象になるほか、同伴者が18歳以下の場合は2人以上でも適用されます。
宿泊期間は最短で1週間、最長2週間で、期間中は、島根県民との会食を控えるよう呼びかけています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20220210/4030011511.html