日本は年が明けて新型コロナウイルス感染者数が急激に増えた。
1月中旬以降東京をはじめとしてさまざまな地域で「まん延防止等重点措置」を適用し、飲食店は9時に閉店するなど再び制限が厳しくなった。
まだ感染者数が少なかった年末年始に地方にいる家族と親戚に会っておいて良かったと思う。

久しぶりに会った親戚の子は今年小学校に入学するという。
私が韓国から来たということを知って「私も韓国語できる」として誇らしく聞かせてくれた言葉が「ムクゲの花が咲きました」だった。
「こんにちは」「ありがとうございます」のような簡単なあいさつもわからない子どもの口から難しい韓国語が飛び出してきてびっくりした。

もちろん世界を席巻したネットフリックスのオリジナルシリーズ『イカゲーム』のためだ。
日本にも「だるまさんが転んだ」という「ムクゲの花が咲きました」と同じ遊びがある。
このごろ日本の幼稚園ではそのゲームをしながら「ムクゲの花が咲きました」と韓国語で叫んで遊ぶのが流行のようだ。
『イカゲーム』は幼稚園児が見るには残酷な場面も多くしばらく心配していたが、その子はネットフリックスで本編を見たのではなく
ユーチューブで『イカゲーム』を紹介する動画を見たという。
(以下略)

https://s.japanese.joins.com/JArticle/287440