現在、“合流”を視野に入れた連携協議を行っている「国民民主党」と東京都の小池知事が特別顧問を務める「都民ファーストの会」
両者の政策にあまり隔たりはなく、むしろ近いとも言える。
課題もある。1つは党名の問題で、合流した場合、どのような党名にするかをめぐり、両者の考えには若干の隔たりがある。
東京で知名度を誇る都民ファ内には「ファースト」の名前を残したいという意見がある。一方で、国民民主党内にも参院選を約半年後に控える中、「国民民主党」という名前が変わることに慎重な意見もあることから、合流に向けて党名をめぐる調整は課題となっている。
もう1つの課題は「希望の党」の再来との批判だ。
玉木代表はかつて、小池知事が立ち上げた希望の党で共同代表を務めるなど小池知事と近い関係にあった。希望の党は2017年の衆院選で惨敗し、
その後、紆余曲折を経て、玉木代表は国民民主を立ち上げ現在に至るわけだが、小池知事の影響力が強い都民ファと合流すれば、国民から選挙目当ての合流と受け止められるリスクもある。
このような過去の経験があり、党内には合流に慎重な意見も一部ある
問われる玉木代表の手腕
参院選の至上命題をクリアするため、玉木代表の手腕が問われている。
国民民主と都民ファの合流協議は「中間地点」には達していると言えそうだ
https://news.yahoo.co.jp/articles/73365d06faeefb0f825bb70837080f23a5ad5df4