円の総合的な実力が約50年ぶりの水準に低下した。国際決済銀行(BIS)が17日発表した1月の実質実効為替レート(2010年=100)は67.55と1972年以来の水準となった。
実質実効レートの低下は円安と物価低迷が相まって円の対外的な購買力が下がっていることを示す。原油など国際商品も高止まりしており、輸入物価の上昇を通して消費者の負担が増す弊害も目立ってきた。


円の実力50年ぶり低水準に 実質実効レート、円安進行で:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB208IY0Q2A120C2000000/