日本の高齢者1万人以上を対象にした調査で、犬を飼っている人は飼ったことがない人に比べ、介護が必要になったり、亡くなったりするリスクが半減することがわかった。
飼い犬との散歩や飼い主たちとの交流が、お年寄りの健康維持に役立つことが裏付けられた形だ。
国立環境研究所や東京都健康長寿医療センターの研究チームが23日、科学誌プロスワンに発表した。

一方、今回の調査では、猫を飼っている高齢者の自立喪失リスクが低減する効果は見つからなかった。
ただ、飼い猫の心理的な効果を指摘するほかの研究もあり、猫とのふれあいが高齢者の健康によい影響を及ぼす可能性が否定されたわけではないという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b1c79d62e062f27468d3a405f1352353b6d1e582