先月、県内で発生したうそ電話詐欺の被害は10件で、前の年の同じ月に比べて6件増加しました。架空の料金を請求する手口が多く、警察で注意を呼びかけています。県警生活安全企画課によると、先月発生したうそ電話詐欺の被害は10件・4859万円で、前の年の同じ月に比べて6件・4595万円増えました。内訳は、架空の料金を請求される手口が9件と最も多く、長門市では60代の女性が4000万円以上をだまし取られました。この手口による被害は去年1年間に46件発生していて、全体の4割を超えています。前の年から被害額は減ったものの、件数はほぼ倍増しました。また、去年の被害者のうち65歳以上の高齢者は7割を超えています。県警は、コロナ禍で在宅時間が増えたことも、被害が増えた理由の1つとみています。自宅の電話をなるべく留守番電話にして、金の話をされたら家族や警察に相談するよう、呼びかけています。
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