サバ、スルメイカを中心に不漁続きの青森の漁業。2021年の漁獲量は14万4610トンで、調査を始めた1958年以降で最低だった前年をさらに下回り、2年連続で最低更新となった。サバとスルメイカの漁獲量が前年から約半分に落ち込んだことが大きく影響した。

 県が21日に発表した海面漁業に関する調査結果によると、漁獲量は前年の86・5%、平年(過去5年間)の70・1%まで落ち込んだ。1988年には84万1511トンあった漁獲量は、2006年には27万8430トンまで減少。その後いったん下げ止まったが、16年から再び減少傾向に転じている。

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