マイナンバーカードを作れば、最大で2万円もらえることや、住民税非課税世帯が臨時特別給付金として10万円もらえることなど、意外としらない「戻ってくるお金」についてを前編の『【最新版】役所はわざわざ教えない、申請すれば「もらえるお金」「戻ってくるお金」を一挙大公開所』でお伝えした。後編でも引き続き、役所から取り戻せるお金を紹介する。

大金が出ていく自宅のリフォームでも、新しい制度が登場している。昨年11月に密かに募集開始となったのが、(8)こどもみらい住宅支援事業だ。

「制度名から勘違いしがちですが、リフォームであれば何歳でも利用できます。断熱改修などの条件を満たすリフォームは、一戸あたり最大45万円を受け取れます。この事業に登録している工事業者でないと補助金を使えないので、業者を選ぶ段階で補助金を使えるか確認しましょう」(ファイナンシャル・プランナーの風呂内亜矢氏)

長い老後を生き抜くうえでは、できるだけ長く働くことも選択肢に入ってくる。仕事を続ける助けとなる制度もいくつかあるが、重要なのはどこに相談するか、だ。

「65歳以上で再就職したいなら、ハローワークに相談をしましょう。(9)高年齢求職者給付金を受け取れます」(ファイナンシャル・プランナーの中森順子氏)

求職活動を始める時点で、最大6850円×50日分を一括で受け取れる。ハローワークから紹介された仕事に就かず、自力で見つけた仕事を選んでも返金は不要。パートやアルバイトでもOKだ。現役時代に納めた雇用保険から出るおカネなので、もらわないのは損だ。
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