林芳正外相は4日の衆院外務委員会で、原子力の平和利用を前提にロシアへの原子力関連技術の供与を可能とする「日ロ原子力協定」について、「今回のロシアによるウクライナ侵略を受け、現時点で協定の見直しが必要だとは考えていない」と語った。共産党の穀田恵二氏への答弁。

穀田氏は「他国を核兵器で威嚇する国に、核物質や技術を輸出する枠組みを維持することは到底許されない」と指摘。林氏は「この協定は(核の)平和的利用や不拡散を確保するための枠組みだ」と述べ、理解を求めた。
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