日本最古の歴史書「古事記」の現存最古の国宝写本が5日、所有する大須観音(名古屋市)で初めて一般公開された。
普段は名古屋市博物館が保管している。写本ができてから650年を記念し、この日限定で里帰り公開が実現した。

写本は南北朝時代の1371年から翌年にかけ、大須観音2代目住職信瑜の指示で僧侶の賢瑜が書き写した。
上中下3巻全てがそろい、既に失われた原本の面影を最も残しているとされる。
大須観音の寺号「真福寺宝生院」から「真福寺本」とも呼ばれる。
大きさは縦23.3センチ、横14.7センチ。

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