ハリコフで露参謀長を射殺か

ウクライナの東部主要都市であるハリコフ(ハルキウ)郊外で作戦中にロシア軍の将軍1人が射殺されたとの報道が出た。
8日(現地時間)、英ガーディアンやBBC、インディペンダントなどによると、ウクライナ国防情報局はこの日、ロシア軍所属のヴィタリ・ゲラシモフ陸軍少将ハリコフ近くで射殺したと発表した。
ウクラ国防情報局は「ハルキウ近くで戦闘中、ロシア中央軍事区41軍第1副司令官のヴィタリ・ゲラシモフが死亡した。多くの他のロシアの上級将校も死亡して負傷した」と主張した。これを証明するためにロシア軍内の通信盗聴内容が収められたオーディオファイルを公開した。

ヴィタリ・ゲラシモフは第二次チェチェン戦争とロシアのシリア軍事作戦に参戦していたことが分かった。政府から「クリム半島返還」勲章も受けていたことが分かった。
ウクライナ当局はTwitterにゲラシモフと主張する写真を公開し、写真には赤い文字で「死亡」(Liquidated)という言葉が書かれていた。ただし、BBCはウクライナの主張がまだ確認されていないと説明している。
先にロシア中部軍司令部第41連合軍副司令官であるスコベツキー少将もウクライナ狙撃手に狙撃されて死亡したという報道が出ていた。ウクライナ侵攻後に死亡した最も高位級人物という点でモスクワの首脳部に大きな衝撃を与えたと外信は伝えている。他にも、ウクライナ軍がチュウイブ(Chuhuiv)を奪還した過程で、ロシア軍第61海兵旅団所属の中佐二人が戦死したことが分かっている。

https://news.nifty.com/article/world/korea/12329-1510192/