ロシア軍が攻勢を強めるウクライナ各地では、市民が家族の一員であるペットとの避難を余儀なくされている。ブリーダーが犬や猫を置き去りにしたり、ペットの保護施設が砲撃に遭ったりして、小さな命が失われた例もある。

西部リビウからキエフに餌を運ぶ動物保護団体「Uアニマル」は6日、「不幸にも日々悪化するニュースに触れている」とSNSで発表。「南部ミコライウで保護施設が攻撃され、猫100匹が死んだ」との情報を明らかにした。

「戦争は生きとし生けるものを殺す」。Uアニマルは、激しい砲撃にさらされた北東部チェルニヒウの路上で息絶えた犬も少なくないと紹介した。ネット上では、捨てられたペット保護の訴えが後を絶たない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/db8a10dac7f0e060c3dc386b53d857e315b091c9