【改ざん】東邦大学大森病院でカルテ改ざん 手術数水増し(主犯の医師は勤務続行) [846229771]
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【独自】東邦大学大森病院でカルテ改ざん ポストのために手術件数を水増し
https://dot.asahi.com/amp/wa/2022030300025.html
筆者:西岡千史 2022/03/08 07:00
名門・東邦大学の系列病院で、手術件数を水増しするため、大量のカルテが改ざんされていたことが本誌の取材でわかった。主導したのは産婦人科の主任教授。その目的は何だったのか。なぜ、悪質なカルテ改ざんはなくならないのか。
>>1
ある産婦人科医は怒りをあらわにした。
「カルテ改ざんは犯罪です。それを、准教授のポストを得るために手術の記録を書き換えるなんて」
医師にとってカルテとは、適切な医療や看護を提供する土台になるものだ。カルテに正しい情報が書かれていることで、病院スタッフが患者の情報を共有できる。
ところが、東邦大学医療センター大森病院(東京都大田区)では昨年7月、46件もの電子カルテが改ざんされていた。大学関係者は言う。
「改ざんしたのは、産婦人科のA主任教授(男性)とB准教授(男性)=肩書はいずれも当時。B氏は1年間の任期付き採用だったので、昨年夏に学内の委員会で任期延長の審議が予定されていました。B氏をかわいがるA氏は、他の医師が実施した手術の執刀医名をB氏の名前に書き換えるよう、B氏に指示しました。審議を有利に進めるため、実績となる手術件数を水増ししたのです」
だが、稚拙なウソはすぐにバレた。委員会で、多すぎる手術実績に疑義が出たのだ。そこで学内で調査したところ、手術に立ち会ったとカルテに書かれた医師や看護師がB氏の手術を次々と否定。改ざんした時の電子カルテの変更履歴にも、記録を変更した人物としてB氏の名前が残っていた。前出の関係者は言う。
「まさか、カルテを書き換えているとは思ってもいませんでした。その後、10月に学内で臨時懲戒委員会が開かれ、A氏とB氏は1カ月間の出勤停止、A氏はさらに主任教授から教授に降格となりました。ただ、主任教授を降りた理由は本人から公式な説明はなく、B氏は10月末で退職しました」
>>2
東邦大大森病院は本誌の取材に対し、書面で回答。46件のカルテ改ざんの事実を認めた。その上で、▽患者への影響はなかった▽書き換えの動機がもっぱら学内の問題で学外に影響がなかった▽学内の懲戒委員会で厳正に処分した▽速やかに正しい情報に原状復帰できた──ことなどから、病院外に公表はせず、警察などへの届けも出さなかったとしている。
今回のカルテ改ざん問題について、<患者への影響がなかった事案とはいえ、誠に遺憾なことであり、再発防止に全力をあげて努めて参ります>としている。処分内容は、全教職員が閲覧可能な学内専用ページで通知しているが、院内の調査結果は厚生労働省には報告していないという。
厚労省が定めている「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」では、カルテ改ざんについて<故意による虚偽入力、書換え、消去及び混同はそもそも違法行為である>と明記されている。同省の担当者も、「文書偽造罪や医師法違反に問われる可能性がある」と話す。
カルテ改ざんによって患者に実害が出たり、診療報酬の不正があったりした場合、その報告を受けた厚労省が監査して処分する場合もある。手術件数の水増しについては、同省医政局は、「一般論」と前置きした上でこう説明する。
「虚偽のカルテによって特定の地位や許認可を得た場合、許認可を取り消すこともありえます」
>>3
それでも、カルテ改ざん事件は全国で相次いでいる。
三重大医学部付属病院(津市)では、臨床麻酔部の准教授(当時)が、手術時に投与していない不整脈の薬剤「ランジオロール塩酸塩」を使用したとして、カルテに虚偽記入していた。第三者委員会の調査によると、2018年4月〜20年3月に約2200件、詐取した金額は計2800万円超にのぼった。元准教授は詐欺と公電磁的記録不正作出・同供用の罪に問われ、昨年4月に懲役2年6カ月、執行猶予4年の判決を受けた。
13年に東京女子医大東医療センター(東京都荒川区・当時)で白内障の手術を受けて失明した男性が、東京女子医大を訴えた。東京地裁の判決(昨年4月)は、カルテの内容について「事実認識と異なる内容を意図的に追記し、改ざんした」と認め、病院に約960万円の賠償を命じた。
ただ、カルテ改ざんが刑事罰に問われたり、損害賠償が認定されたりするケースは珍しいという。医療裁判に詳しい貞友義典弁護士は言う。
「違法行為と認められるのは医療事故の証拠隠滅や診療報酬詐欺のためのカルテ書き換えなど、患者の生命や行政機関に直接的な被害が出た場合に限られています。そのため、一部の医師には『改ざんしてもリスクは少ない』と考える人もいます」
>>5
そもそも、カルテが改ざんされないようにするためのチェック態勢はどうなっているのだろうか。
先述した厚労省のガイドラインでは、電子カルテに(1)真正性(正確さ)(2)見読性(誰でも閲覧できる)(3)保存性(一定期間の安全な保存)の三つの条件を厳守するよう求めている。この三つが守られていれば、調査時に改ざんを見つけやすい。
東邦大大森病院のカルテのチェック態勢は、<電子情報委員会が診療記録を無作為に抽出しチェックしています>という。
だが、同病院に限らず、大規模な病院では大量のカルテが作られるため、すべてをチェックしきれないのが現状だ。また、電子カルテメーカーが競合他社との差別化のため「我が社の製品は変更履歴を残さない方法がある」と宣伝して病院に売り込むこともあるという。カルテ改ざんがなくならない理由について、貞友氏が指摘する。
「医療事故後のスタッフの協議で、事実を『訂正』して電子カルテを更新したと言い、更新前の記録は患者に渡さないこともある。また、改ざんが発覚した医師が解雇されても、医局を通じて別の病院に転職できます。多くの病院は、医師人材の供給を医局に頼り、推薦された医師を断るのは難しい。ペナルティーがほとんどないのが実情です」
事実、A氏は現在も東邦大大森病院で診察を続けている。B氏は同病院を退職した後、別の病院で勤務している。医療ジャーナリストの村上和巳氏は言う。
「カルテ改ざんは、詐欺罪や証拠隠滅罪など、裁判によって適用される法律が違います。このやり方では、今後も違法行為の認定が難しいケースが出てしまう。事件によって別々の法律を適用するのではなく、カルテ改ざんの違法性を明文化した、医療情報を保護するための新しい法律が必要です」
法律の盲点となっているカルテ改ざんは、決して軽い犯罪ではない。(本誌・西岡千史) 論文捏造数世界トップの記録を持つのは元東邦大学麻酔科准教授 こーゆーのを見てると日本は「日本式社会主義」なんやなぁってつくづく思うわ 日本の歴史そのものが、改ざん、捏造にまみれてんだから仕方ないだろ
DNAなんだわ おい財前
教授になるということはそういうことなのか? 週末に腹痛が起きたから東邦病院に電話かけたら、時間外料金だかが8000円かかるとか言われたから行かなかった >>7
ワイもこれだと思ったけど
執刀者変えただけだから
内部被害だけやな、これは 外科系では最悪との噂だけど…
耳鼻咽頭と眼科に循環器系は神レベルとかとかの噂w ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています