NTTドコモ 5G展開を加速 2024年に人口カバー率90%へ

NTTドコモは、高速・大容量の通信5Gを再来年2024年3月までにすべての市区町村に展開し、人口カバー率で90%を目指すと発表しました。

携帯大手3社では、おととしから高速・大容量が特徴の5Gのサービスを始め、基地局の整備を進めています。

このうちNTTドコモは基地局の整備を加速させ、再来年2024年3月までに全国すべての市区町村にエリアを展開したうえで、人口カバー率で90%を目指すと発表しました。

従来は同じ時期に80%を目指すとしていましたが、目標を引き上げた形です。

NTTドコモの場合は、5G専用の周波数が中心で、現在、4Gで利用している周波数の一部を転用することで展開を加速させます。

一方、ほかの大手の5Gの整備は、4Gの周波数を転用するエリアが多いため、人口カバー率90%を目指す時期がドコモよりも早く、
▽KDDIの場合は来年度の早い段階で、
▽ソフトバンクはことし春ごろまでにそれぞれ達成する見通しだとしています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220311/k10013526991000.html