>>1 [東京 28日 ロイター] - 日ロ貿易は資源輸入の存在感が大きく、日本側の貿易赤字が続いている。2021年年間の輸入額は1兆5431億円で、液化天然ガス(LNG)を含む鉱物性燃料が61.3%と過半を占め、銀や白金、半導体生産に用いるパラジウム等の原料別製品が22.6%、魚介類や甲殻類といった食料品が9.1%、木材等の原材料が5.1%を占める。
日本のエネルギー品輸入に占めるロシアの比率は一般炭が12.5%、LNGが8.8%、原油が3.6%にとどまっている。
一方、同期間の輸出額は合計8624億円。自動車関連が目立ち、自動車が41.5%、一般機械が20.2%、タイヤ用ゴム等の原料別製品が8.3%だった。