2022年3月18日 20:18
 埼玉県所沢市で2018年、76歳女性と53歳男性の親子を殺害し、浴槽に遺棄したとして、殺人や死体遺棄などの罪に問われた大谷竜次被告(46)の裁判員裁判判決で、さいたま地裁は18日、懲役28年(求刑無期懲役)を言い渡した。

 小池健治裁判長は判決理由で、男性を包丁で24回以上刺した上、発覚を恐れて女性を溺死させたとし、「残忍で悪質。特に女性殺害の動機は身勝手だ」と指摘。

 判決によると、大谷被告は18年2月7〜8日、所沢市の住宅で、別の家に住む大崎欣孝さんを刺殺。現場で暮らしていた母親の入江富美子さんを浴槽で溺死させ、2人の遺体を浴槽に遺棄した。

https://kahoku.news/articles/knp2022031801001380.html