大学「飛び入学」者に高卒資格
人材育成へ利用者増を期待
文部科学省は、高校から大学に「飛び入学」した学生に高校卒業資格を認める制度を創設する。
高校2年修了後に中退して入る形になるため、現在は進路変更などで大学を中退した場合は最終学歴が中学卒業となり、
飛び入学の活用が進まない一因とされていた。省令を改正し、4月から実施する。
認定は（1）高校で50単位以上の取得（2）大学で16単位以上の取得（3）単位の分野が著しく偏っていない―が基準。
飛び入学者本人の申請を受け、高校や大学の関係者らで構成する審査委員会が可否を審査し、文科相が認定する。
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