八面六臂の活躍に、ファンでなくとも1回は聴いたことがあるであろう「YOASOBI」の楽曲だが、SNSなどには

《YOASOBIの曲、全部同じに聞こえる。曲名判別ができない…》
《ほんとに違いが分からん》
《似た雰囲気だから全部一緒に感じる》
《曲出すスパンが早すぎて、余計混乱する》
《曲自体はそれぞれいいんだけど、イクラが何歌っても同じなんだよな〜》
《曲調もどれも似たり寄ったりだし、なんか聴いててすごく疲れる》
《すぐ飽きる。もっとリズム変えるとか曲調変えるとかすればいいのに》

などの指摘が。確かにサビの構成はどの曲も似たようなメロディーラインなので、聴き込んでいないと「同じ」という印象を抱いてしまうのかもしれない。

「『YOASOBI』の楽曲は、それぞれAメロやBメロのメロディーラインで、曲の個性を出しています。『同じに聞こえる』という人は、サビしか聞いていないのでしょう。また、そういった指摘をするのは、決まって中高年。海外の音楽を聴かない若者が、『洋楽は全部同じ』と言うのと同じで、これまでに馴染みのない楽曲だからこそ『YOASOBIの楽曲は同じだ』という意見を抱いてしまうのかもしれません」(音楽ライター)

音楽の聞き分けができず、「同じ楽曲に聞こえる」と批判してしまう中高年たち。バッサリと切り捨てる前に、若い頃に慣れ親しんだ音楽のように、じっくりと聴いてみて欲しいものだ。https://myjitsu.jp/archives/340671