最新作『THE BATMAN−ザ・バットマン−』の評判は? 【海外レビュー】

「実はロバート・パティンソンの配役にはあまり期待していませんでしたが、本当に素晴らしい作品でした」 と、
記事にはレビューが寄せられています。

最近はテレビや映画にDCやマーベルのロゴが出てきても、24時間どころかすぐに頭から消え去ってしまいます。
その作品を観ているときは楽しんでいた…としてもです。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は、
2021年に映画館で観た中で最も好きな作品(日本公開は2022年1月)でしたが、翌朝目が覚めると、
ただただ「楽しい夜を過ごしたな」という感想でしか残っていませんでした。

このように『ノー・ウェイ・ホーム』はいい感じに酔える素敵なカクテルのようなもので、(快感や多幸感、
さらに意欲などを司る神経伝達物質)ドーパミンも出ました。『ドクター・ストレンジ』が公開されたら、
また同じように感じるでしょう。

その一方で、2022年3月11日(金)に日本でも劇場公開された『THE BATMAN−ザ・バットマン−』に関しては、
観終わった後でも頭の中をグルグルしています。

というのもこれまでのシリーズ作品の中で、これほど大きく異なる作品を観るのは実にうれしいものだったわけです。
ロバート・パティンソン演じる主人公が、変わり者のブルース・ウェインを見事に表現していました。

昼間に長方形のサングラスをかける姿…。何匹もの猫がブーツに鼻をこすりつける中、ゾーイ・クラヴィッツ演じる
キャットウーマンに向かって「たくさんいる」と無表情でつぶやく姿。顔色が悪く、人付き合いが苦手すぎて
一度に一言か二言しかつぶやけない姿。パティンソンによる独特なウェインの姿が、絶妙に描かれています。

https://www.esquire.com/jp/entertainment/movies/a39434678/the-batman-robert-pattinson-movie-review/