イーロン・マスクの脳インプラント企業、「サルの死」を公表

2月18日、イーロン・マスクのニューロテクノロジー企業「Neuralink」が、
脳とAIをつなぐ脳内チップを埋め込まれたサルが死亡したことを明らかにした。

そもそも「Neuralink」が目指すのは、
「念じる」だけで人間がコンピューターなどを扱えるようになる
デバイスの開発だ。

成功すれば、手を使わずともスマホに文字を入力できるようになったり、
様々な分野での活用が期待されている。

そして、2021年4月には実際に脳内チップを埋め込まれたサルが
ゲームをする映像が公開されていた。

この進捗を受けて、
マスク氏は「人体実験のレベルまで引き上げたい」と語っていたのだが……
現在は「Neuralink」のやっていることは動物虐待だとして指摘を受けている。

というのも、23匹のサルを実験に使用しているのだが、
死にかけているサルに適切なケアを提供していなかったと告発されているのだ。

「Neuralink」は自社ウェブサイトのブログで、
倫理的な人体実験が可能になる前には
動物実験を行う必要があるという旨のコメントを公開している。

人類の進歩か、動物の保護か、どちらも非常に大切なため、
今後どう折り合いをつけるのかは気になるところだ。
https://tabi-labo.com/303024/wt-neuralink-monkey