東電、本社原子力部門を一部移転 4月以降、新潟・柏崎に
東京電力は30日、都内にある本社の原子力部門の一部機能を新潟県の柏崎刈羽原発へ移転すると発表した。4月以降に実施する。昨年、テロ対策の不備などが発覚しており、信頼回復に向けて地元との連携を強化する。
東電によると、約70人を柏崎市に配置。将来的に300人程度が入る見通し。
同原発を巡っては、6、7号機が17年12月に原子力規制委員会の審査に合格。7号機は20年10月に再稼働に必要な一連の審査手続きが終了した。
しかし、侵入を検知する設備が複数故障し、代替措置も不十分だったため、原子力規制委員会は昨年4月、核燃料の移動を禁じる事実上の運転禁止命令を出した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8c5f66502cabb5b1f5155e55b56315047cd13f6
