新庄BIGBOSSが虎OBに激怒の理由 かわいい選手たち侮辱され腹に据えかねたか ド派手登場も25年ぶり開幕4連敗

 日本ハムは29日、西武との本拠地開幕戦(札幌ドーム)にも敗れ、1997年以来25年ぶりの開幕4連敗を喫した。
開幕セレモニーでは新庄剛志監督(50)がホバーバイクに乗り空中浮遊してみたが、ファン待望の初白星はまたもお預けとなった。

 満を持して先発させた上沢直之投手(28)が西武主砲の山川に先制とダメ押しの2発を被弾。打線もつながりを欠いて援護できなかった。

 指揮官は「懸命にやっての結果。これを乗り越えてどんどん成長してもらいたい」と選手をかばった後、「ま〜だ、始まったばっかしや!」。
いつものように前を向く姿もカラ元気に映るのは何とも寂しいが、一方で心中穏やかではなかった。

 この日、自身のインスタグラムに、阪神OBの田尾安志氏(68)、岡義朗氏(68)、藪恵壹氏(53)から
YouTubeの動画で批判を受けたことに関しての反論を投稿。
3人とも下位予想する姿に「笑いながら〜このお三方たちの性格がなんかかわいそうだなって思いました」
「藪氏は100敗(予想)らしい」とかみつき、「95敗したらこのYouTubeに出てあげましょう」と記した。
試合前にも新庄監督は報道陣にインスタの投稿について、「3つ負けたくらいでさあ、こんなにいわれる?」と不快感を示した。

 新庄監督をよく知る複数の球団OBからは「彼がわざわざ怒りをあらわにするなんて相当珍しいこと。
自分だけじゃなく、かわいい選手たちも侮辱されたと思い、よほど腹に据えかねているのだろう」「文句があるなら直接言ってほしいのだろうね」と
心中を察したが、厳しいプロの世界では、結果が出なければ新人監督でも同情される時間は少ない。

 思うように結果が出ないなかでも以前と変わらずすべての物事を「ポジティブに考える」と言い続けることはできるのだろうか。 (山戸英州)

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