学研プラスは、実験キット付き科学書籍「学研の科学」を復刊すると発表した。

ろく付き学年誌「1年〜6年の科学」は、1963〜2010年にわたって刊行されていた。
科学の変わらぬ価値を伝え、子どもたち自身の手で新しい未来を作っていくことを願い、
学研の科学を復刊することになったという。

新しい学研の科学は、実験キット、本誌、学習まんが「ひみつシリーズ」に加えて、
オンラインコミュニティ「学研の科学 あそぶんだ研究所」でのワークショップやイベントがセットとなっている。

2022年7月7日発売予定の創刊号のキットは、「水素エネルギーロケット」だ。
電池を使わずに手回しで発電し、水からつくった水素を爆発させて飛ばすロケットだ。
爆発は発射管の中だけで起こる安全設計なので、安心して飛ばせるという。

学研の科学 あそぶんだ研究所は、読者と編集部が一緒になり、科学で遊び尽くす
オンラインコミュニティサイトだ。自宅からワークショップやイベントに参加したり、
不思議に思ったことを編集部に質問できるという。ひみつシリーズは、
1冊のまんがを通して楽しく知識が身につくという、学校や図書館で小学生に人気の学習まんがだ。

セット内容は、実験キット(組み立て)、オンラインコミュニティ学研の科学 あそぶんだ研究所、
本誌、学習まんが ひみつシリーズ。A4変形判74ページ(本誌)で、定価は2970円(税込)だ。

https://fabcross.jp/news/2022/20220405_gakkenkagaku_restart.html