アメリカの国鳥である、ハクトウワシやイヌワシは、一時期個体数が激減していたが、保護活動が実り、今は個体数が安定してきている。

 だが現在でも保護活動が行われており、連邦の渡り鳥保護条約法のもと、殺したり傷つけたりすることは米国では違法だ。

 今回、米国内8州にある風力発電会社が、過去10年に渡り、ワシが発電施設に衝突して150羽が死んだとしたとして、州連邦裁判所から有罪判決を受け、賠償金と罰金を合わせ810万ドル(約10億円)の支払いを命じられた。

 同会社は、当局への許可を得ず風力タービン(風力原動機)を建設したとされている。

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