難しい質問だと思います。
私は推理小説が好きでよく読んでいます。
私も理屈っぽくあれこれと考える方で、現代思想や哲学はほぼすべて知っています。
ですが推理小説の主人公のようには考えることができないと感じます。
それは同じ考えるという行為でも、「考え方」が違うのだと感じます。

記憶の中からいろんな経験と重なる部分をあてはめてみて、
既に確立した法則性の中から確からしい解釈をするのが推理だとしたら、
推理小説の主人公は奇想天外すぎてあてはまりません。
それに、現実世界での経験知だけがそうではないとおもいます。
たんに老獪なら誰だって年をとれば賢くなれるはずだからです。
ですが、現実ではみんながそうというわけではないですよね?

単純に物事を論理だてて三段論法(AはBであるからBはCである)といったように
コンピュータのように演繹する能力かとも思いますが、
それにしては第六感のような心霊的な力がはたらいているようにも思えます。

そして、多くの可能性の中から、どうしてわずかな証拠だけで
ピンポイントで確信を得ることができるのかわかりません。

たんに「小説の人物だから」と言い切るのは簡単だと思いますが、
ごく稀に現実でもそういう不可思議なひとに出くわす機会があります。
「天才肌」と形容するのは簡単ですが、そういった要素がうまく抽出できません。
そのような「推理小説的な賢さ」や、「名探偵」的な性質とはなんであると考えますか?

※もし「IQが高い」という回答をお考えでしたら、IQのなかでもどういった要素が優れているのか、特性を論じていただきたいと思っています。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14260126159