日立、週休3日で給与維持 生産性向上へ働き方改革:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC251T60V20C22A3000000/

日立製作所は給与を減らさずに週休3日にできる新しい勤務制度を導入する。賃金の基準を労働時間から成果へ転換するためで、パナソニックホールディングス(HD)やNECも週休3日を検討する。働き方を柔軟に選択できるようにして多様な人材を取り込む。従業員の意欲などを高めて生産性を引き上げる試みが広がってきた。

日立は本体の1万5000人を対象に、月間の所定労働時間を勤務日ごとに柔軟に割り振ることができる新制度を2022年度中に導入する。1日3.75時間としていた勤務時間の下限をなくし、働く日を従業員が選びやすくする。

例えば、月〜木曜日の労働時間を9〜10時間と所定の7時間45分より長くし金曜日を休めば週休3日にできる。月前半の労働時間を長くして月末に大型連休をとることもできる。子供の学校行事などの合間に1時間だけ働くことも可能だ。