トヨタ系全店に急速充電器設置へ
EV強化で5000カ所計画

 トヨタ自動車は、全国の系列販売店と連携し、2025年ごろまでに約5千の全店に電気自動車(EV)の急速充電器を設置する計画を進める。専用シリーズ導入などEVの本格展開に動き出しており、普及の鍵となるインフラにも力を入れる。海外勢も含め拡充の機運が高まってきた。

 トヨタによると、高級車ブランド「レクサス」の店舗を除く系列店で普通充電器を置くのは約4200店に上る一方、急速充電器は約30店舗にとどまっている。

 レクサスの既存車種では普通充電器による完全充電に7時間以上かかるが、急速充電器を使うと50分で75%たまるなど、顧客の利便性向上に役立つ。
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