
衣料品チェーン「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングは14日、今期(2022年8月期)の純利益予想を1900億円(従来予想1750億円)に上方修正した。
ブルームバーグが集計したアナリストの予想平均1921億円には届かなかった。
同社は、為替市場で円安が進んでいることから金融収益などの増加を想定に含めたためとしている。今期の売上高予想は2兆2000億円、営業利益予想は2700億円に据え置いた。
岡崎健最高財務責任者(CFO)は都内で会見し、円安の効果は上期(21年9月−22年2月)に円換算で約4.5%、売上高と営業益を押し上げる効果があったと説明した。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-04-14/RA9OWWT0AFB401